タイへの移住や転勤で物件探しをする時にはどうしたら良いのか。慣れない場所での部屋探しは不安も多いと思います。
このサイトではタイでおすすめの不動産会社をご紹介します!
会社名 | ディアライフ by RENOSY | ヨシダ不動産 | すずき不動産 | 石川商事 | 西村不動産 | アーバンランド | アパマンショップ | スックリビング | アルファベットホーム | スターツ | 心友不動産 | プラカノンハウジング |
実績 | 10年15,000件 | 年3,000件(2社) | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
日本人スタッフ | 24名 | 9名 | 4名 | 4名 | 記載なし | 3名 | 記載なし | 記載なし | 4名 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
特典 | 最低価格保証など | 記載なし | 各種プレゼント | 引っ越し無料 | 引っ越し無料 | 引っ越し無料など | 記載なし | 引っ越し無料など | 引っ越し無料など | 商品券など | 記載なし | 記載なし |
アフターサポート | 充実 | 24時間対応など | 充実 | トラブル対応など | 緊急時対応など | 充実 | 記載なし | 緊急時対応など | 緊急時対応など | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
オンライン内覧 | 対応 | 対応 | 対応 | 記載なし | 記載なし | 対応 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
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タイでおすすめの不動産会社ランキングTOP12
タイには、日本人向けの不動産会社がたくさんあります。タイで賃貸を探す際は基本的に不動産会社に仲介してもらう形になりますが、一体どのような基準で会社選びをすれば良いのか疑問に思っている方も多くいます。
今回のランキングでは、後から解説する「タイでの不動産会社選びの6つのポイント」を踏まえ、それぞれの項目の満足度を大きく満たしている順に紹介しています。
不動産会社を探すために多くの方が利用するインターネット上で重視する6つのポイントに関わる情報が具体的に公開されているかどうかも考慮したランキングとなっていますので、ぜひ不動産会社選びの際には参考にしてみてください。
成約特典などの諸情報は2023年現在のものとなっているため、変更される場合もある点は注意してください。最新の情報は、それぞれの不動産会社の公式サイトから確認しましょう。
1位:ディアライフ by RENOSY【成約特典の種類が豊富!】
ディアライフ by RENOSY 企業情報 | |
商号 | RENOSY (Thailand) Co., Ltd. |
所在地 | 19th Floor, Bhiraj Tower at EmQuartier689 Sukhumvit Road, Klongton Nua, Vadhana, Bangkok 10110 THAILAND |
営業時間 | 【営業本部】 9:00~18:00(年中無休) 【アフターサービス】 9:00~18:00(平日)※土・日・祝日は休業 |
設立 | 2012年4月 |
社員数 | 約80名(日本人24名)※2022年12月末現在、タイ国内日系不動産業最大規模 |
公式サイト | https://www.dlife.co.jp/ |
公式SNS等 | 【公式YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/channel/UCi6uZ1tBYDRZP3fjlIWgzQg
【公式Instagram】 https://www.instagram.com/dlife_renosy/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D |
ディアライフ by RENOSYの評価ポイントまとめ | |
実績数 | ・10年で約15,000件の賃貸実績(バンコクだけで年間1,500件以上の日本人が利用している) |
アフターサービスのポイント | ・全物件、東京海上タイと提携した「住宅保険」が無料で付いている※1年以上、3万バーツ以上の契約時
・アフターサービスは専任の部署、日本人担当が対応 |
成約特典 | ・「セレッソ大阪サッカースクール・バンコク校」ご優待・「ベリーモバイル」ご優待
・「ムエタイ×フィットネス”Migaku”」ご優待(1年未満の短期契約は対象外) ・CloudRoom(クラウドルーム)3ヶ月無料 ・バンコクの脱毛サロン「Salon de Six」ご優待 ※上記プラス、以下から1点選択 ・引っ越し代サービス(1年契約以上の場合) ・日本のテレビが見られるインターネットテレビをプレゼント(1年未満の短期契約は対象外) ・ウォーターサーバーのレンタル ・空気清浄機のレンタル |
会社規模 | ・東証上場企業が運営(株式会社GA technologies) |
日本人スタッフの数 | ・計24名の日本人スタッフがタイに駐在・タイでも日本の不動産仲介業の基準で営業・宅地建物取引士(日本国家資格者)も常駐 |
オンライン内見 | 可能 |
ディアライフ by RENOSYの実績数はバンコクだけで年間1,500件以上と、タイの不動産仲介会社として高い賃貸取り扱い実績を誇っています。
業界最大手だからこそ持つコネクションや、現地オーナーさんとの信頼関係からなる交渉力などが魅力。
バンコクやシラチャに住んでいる日本人駐在員が最も利用している会社だという安心感もあります。
チェックポイントに対して全体的に高い評価を獲得しているディアライフ by RENOSYですが、とくに注目したいポイントは「成約特典の多彩さ」と「強固なアフターサービス」の2点。
ディアライフ by RENOSYではアフターサービス専門の部門「お客様相談室」を置いており、営業のスタッフがそのままアフターサービスまで兼任する事はありません。
部門のスタッフ数は日本人7名、タイ人約20名おり、これは他の企業に比べて10〜20倍の人数。この人数の差が対応のスピードにも現れています。
海外での生活にはトラブルがつきものですし、早く解決できないと不安ですよね。
ディアライフ by RENOSYであればそのような心配もありません。
不動産会社を選ぶ際に押さえておきたいポイントに関する情報掲載量も、ランキング内の不動産会社の中ではダントツ。
具体的な数字を公開しているのは、サービス内容や人員体制に自信があるからだと言えるのではないでしょうか。
ディアライフ by RENOSYの評判・口コミ
2位:ヨシダ不動産
ヨシダ不動産 企業情報 | |
商号 | yoshida co.,ltd. |
所在地 | 【バンコク本店】Glas Haus Building , Room 1503 Floor 15,1
Soi Sukhumvit 25, Sukhumvit Road, Klongton-nua,Wattana, Bangkok 10110, Thailand |
営業時間 | 【バンコク本店】9:00~18:00 ※日曜日、タイ祝祭日は休業 |
設立 | 2011年 |
社員数 | 日本人スタッフ7名、タイ人スタッフ33名(その内6名は日本語可)※2017年時点 |
公式サイト | http://www.yoshida.co.th/http://www.yoshida.co.th/realestate/ |
公式SNS等 | 【Facebook】https://www.facebook.com/fudosantoushi/ |
ヨシダ不動産の評価ポイントまとめ | |
実績数 | 年間の賃貸成約件数は約3,000件(ヨシダ・小林の2社における賃貸実績) |
アフターサービスのポイント | ・独立部署の顧客サポート課を設置・緊急時の連絡は24時間可能 |
成約特典 | 記載なし |
会社規模 | ・ヨシダホールディングス(Yoshida Holdings Co., Ltd.)の傘下・バンコク、シラチャの2拠点 |
日本人スタッフの数 | ・バンコク本店で9名、シラチャ支店で2名(日本人もしくは日本語堪能なタイ人スタッフ) |
オンライン内見 | 可能 |
ヨシダ不動産は、「バンコク唯一の総合不動産を展開する日系企業」を強みとする吉田ホールディングスグループの企業です。
「ヨシダ不動産」「小林株式会社」「小林コンサルタント」「ヨシダアセット」の4つの企業が連携し、タイ居住賃貸・オフィス・工場・倉庫等の売買から物件管理、リフォーム、住宅関連設備など不動産に関わる大部分をカバーしています。
ヨシダ不動産はこの「不動産関連業務全般を手掛ける」という点を強みとしています。
「ヨシダ不動産」「小林株式会社」のグループ2社による年間の賃貸成約件数は約3,000件と、バンコクの日系不動産業者で最大級の実績を誇っています。
独立部署の顧客サポート課を設置している点もポイント。
また、常勤エンジニアスタッフが物件のインターネット周りのトラブル対応から浄水器やウォシュレットの設置といったリフォーム関連の対応まで対応可能であるなど、グループ企業だからこそワンストップでニーズに対応できる点なども評価に繋がっています。
ヨシダ不動産の評判・口コミ
3位:すずき不動産
すずき不動産 企業情報 | |
商号 | SuzukiReal Estate Thailand Co., Ltd. |
所在地 | 593/29 – 41 Soi Sukhumvit 33/1, Sukhumvit Rd., Khlong Tan Nua, Watthana, Bangkok 10110 |
営業時間 | 毎日営業 9:00 – 18:00※年末年始・ソンクラーンは除く |
設立 | 2013年3月 |
社員数 | 非公開 |
公式サイト | https://www.bangkok-suzuki.jp/home.php |
公式SNS等 | 【Twitter】https://twitter.com/bangkok_suzuki
【公式YouTubeチャンネル】 |
すずき不動産の評価ポイントまとめ | |
実績数 | 記載なし |
アフターサービスのポイント | ・日本語での契約書作成・トラブル、契約更新、退去、対応スタッフあり
・緊急家電貸し出しサービス ・引っ越し時の段ボール貸し出しサービス |
成約特典 | ・生活総合保険の加入・電化製品プレゼント
※以上は4万バーツ以上で成約の場合 ・オリジナルゴルフ傘(または雨傘)プレゼント ・トラックの無料貸し出し(2時間) ・期限切れ電気料金支払い代行 ・期限切れインターネット料金支払い代行 ・バスタオルの購入代行・同行 |
会社規模 | 記載なし |
日本人スタッフの数 | ・営業スタッフ4名・トラブル・契約更新・退去対応スタッフ7名 |
オンライン内見 | 可能 |
すずき不動産は、紹介できる物件数の多さを強みとしている企業です。
バンコクのコンドミニアムのオーナーは、必ずしもタイ人である場合だけではありません。
欧米人や中国人、台湾人など様々な国の人がバンコクのコンドミニアムのオーナーとして部屋を貸しています。
すずき不動産では日本語・タイ語・英語それぞれのサイトを用意しており、日本語のサイトには日本人・タイ人・欧米人全てのオーナーが貸している物件の情報が掲載されています。
また、すずき不動産が管理していない物件であっても、エージェント経由で空室を探すことが可能です。
その他、独自のNGオーナーリストを作成している点も特徴と言えます。
タイのコンドミニアムを退去する際には、オーナーから不当に高額なダメージ請求をされてしまうトラブルが起こる場合があります。
そういったトラブルのあった情報を社内外から収集しており、利用者への情報提供を行っています。
すずき不動産の評判・口コミ
4位:石川商事
石川商事 企業情報 | |
商号 | Ishikawa Shoji Co., Ltd. |
所在地 | 【バンコク本社】 Yada Building,7th Floor, 56 Silom Rd., Bangkok 10500 |
営業時間 | 8:30~17:30 ※土・日・祝日は休業 |
設立 | 2002年 |
社員数 | 35名(2020年8月時点) |
公式サイト | http://www.ishikawashoji.com/ |
公式SNS等 | 【公式YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/channel/UChUl91eCWqxwEhcWZKYY3iQ/videos
【Twitter】 https://twitter.com/ishikawashojith 【Facebook】 |
石川商事の評価ポイントまとめ | |
実績数 | 記載なし |
アフターサービスのポイント | ・アフターサービス専門部署あり・入居後トラブルサポート
・契約満了日が近づいたらメールでお知らせ ・退去時サポート |
成約特典 | ・引越し代無料※4万バーツ以上のお部屋年間契約の場合 |
会社規模 | 記載なし |
日本人スタッフの数 | 営業4名、カスタマーサポート2名(2020年8月時点) |
オンライン内見 | 記載なし |
石川商事は創業が2002年と、今回紹介しているタイの不動産業者の中でも老舗と言える企業です。
20年蓄積されたノウハウがあるという点は安心して相談できそうですね。
近年リニューアルされた公式サイトは物件の検索もしやすく、掲載されている物件も「コンドミニアム」「サービスアパート」「アパート」の3種類どれもがバランスよく掲載されている印象です。
予算に余裕がある駐在員向けの高級物件が多めに掲載されています。
予算別だけではなく、ファシリティーの有無で検索する事も可能なので、「子供の遊び場が絶対に外せない」「新築・浅築の建物が良い」など細かい希望がある方にも良いのではないでしょうか。
オンライン内見の有無に関しては記述がありませんでしたが、石川商事は写真や動画に力を入れており公式YouTubeチャンネルの動画でとても多くの物件を紹介している点もポイントです。
「駐妻は見た!」シリーズでは、「駐在員の妻」という目線で物件の紹介をしており、家族でのタイへの引越しを予定している方にはとても参考になりますよ。
石川商事の評判・口コミ
5位:西村不動産
西村不動産 企業情報 | |
商号 | 西村不動産 |
所在地 | 10/146 (1601A) Floor 16 The Trendy Building Soi Sukhumvit 13, Klongtoey-Nua, Wattanna Bangkok 10110, Thailand |
営業時間 | 9:00~17:00 ※日・祝日は休業 |
設立 | 非公開 |
社員数 | 非公開 |
公式サイト | https://nishimurafudousan.com/ |
公式SNS等 | 【ブログ】https://nishimurafudousan.com/blog/
【Facebook】 |
西村不動産の評価ポイントまとめ | |
実績数 | 記載なし |
アフターサービスのポイント | ・各種サービスの手配・デポジット返金の交渉
・メイドサービスの手配 |
成約特典 | ・引越し代サービス・ウォシュレット取付
※4万バーツ以上のお部屋年間契約の場合、上記どちらかを選択 |
会社規模 | 記載なし |
日本人スタッフの数 | 人数非公開 |
オンライン内見 | 記載なし |
西村不動産の評判・口コミ
6位:アーバンランド
アーバンランド 企業情報 | |
商号 | URBANLAND AGENT CO.,LTD. |
所在地 | 22 K Building Soi Sukhumvit 35,Sukhumvit Road, Klongton-Nua,
Wattana, Bangkok 10110 |
営業時間 | 9:00~18:00 ※土・日は休業 |
設立 | 2012年 |
社員数 | 非公開 |
公式サイト | https://urbanland.co.th/ |
公式SNS等 | 【Twitter】https://twitter.com/urbanland_agent
【Instagram】 https://www.instagram.com/sukhumvitter_official/ 【Facebook】 |
アーバンランドの評価ポイントまとめ | |
実績数 | 非公開 |
アフターサービスのポイント | ・契約更新、退去手続きサポート・デポジット返金サポート
・不用品の買取 |
成約特典 | ・引越代金負担・浄水器
・修繕費保障 ・住宅保険 ・フジスーパー商品券 ・ウォシュレット ・ランバイク(ストライダー)初回レース参加費無料、練習会の参加サポート ・日本のテレビ番組 ※上記特典の中から選択 |
会社規模 | 記載なし |
日本人スタッフの数 | 3名 |
オンライン内見 | 可能 |
アーバンランドは、日本人駐在員をメインに賃貸物件を紹介している企業です。
「日本人が生活しやすいエリアにある物件、それも安心して暮らせる快適な住居のみご提案する」と謳っており、快適に過ごせるためのサービスが豊富にあります。
そのため、成約特典の選択肢も多めに用意されている点が注目のポイントと言えます。
また、アーバンランドでは「27,000バーツから住めるサービス付コンドミニアム」というキャッチコピーの「HAPPY CONDO」というサービスも提供しています。
単身でバンコクへ駐在するビジネスマンが主なターゲットで、メイドサービス付帯のため、プライベートの時間を有効に使いたい方に人気です。
アーバンランドの評判・口コミ
7位:アパマンショップ
アパマンショップ 企業情報 | |
商号 | Apaman Shop (Thailand) Co., Ltd. |
所在地 | 【バンコク店】106 Sukhum Vit 49, Klongton-nua Watthana, Bangkok 10110 |
営業時間 | 8:30〜17:30 |
設立 | 2008年 |
社員数 | 41名 |
公式サイト | https://www.apamanshop.com/reside/thailand/ |
公式SNS等 | なし |
アパマンショップの評価ポイントまとめ | |
実績数 | 記載なし |
アフターサービスのポイント | 記載なし |
成約特典 | 記載なし |
会社規模 | ・本社は東京のAPAMAN株式会社(1999年設立)・タイだけではなく中国を筆頭に、台湾、フィリピン、マレーシアなどにも事業展開 |
日本人スタッフの数 | 記載なし |
オンライン内見 | 記載なし |
アパマンショップは、日本国内でも有名な大手不動産賃貸仲介業者であるAPAMAN株式会社のグループ会社です。
APAMAN株式会社といえば日本最大級の加盟店舗数を誇るグループ企業なので、ブランドの安心感は高いと言えます。
日本企業や日本人を相手にした賃貸仲介業を主に行っているため、アパマンショップの利用者はほぼ日本人が100%。
つまり、「タイに住む日本人」の要望に沿った提案の経験が豊富という訳ですね。
現在、バンコク店の他シラチャにも店舗を構えています。
アパマンショップの評判・口コミ
8位:スックリビング
スックリビング 企業情報 | |
商号 | SUK Living Co.,Ltd(日本語表記: スック リビング株式会社) |
所在地 | Unit 2001 – 2004, T-ONE Building, 20th floor,8 Sukhumvit Rd,Phra Khanong,Khlong Toei Bangkok 10110【社員専用オフィス】
3th Floor, 891 Sukhumvit Road,Klongton Nua,Wattana,Bangkok Thailand 10110 |
営業時間 | 10:00~19:00 ※毎週水曜日定休日 |
設立 | 2013年 |
社員数 | 非公開 |
公式サイト | https://www.sukliving.com/ |
公式SNS等 | 【Twitter】https://twitter.com/suklivingbkk
【Facebook】 |
スックリビングの評価ポイントまとめ | |
実績数 | 記載なし |
アフターサービスのポイント | ・24時間のサポート・もしもの緊急時でもすぐに対応できる物件を紹介可能 |
成約特典 | ・⽣活総合保険への加入・引越し費用負担(バンコク市内のみ)
・その他 ※2023年2月28日までの問い合わせ対象 ※一定の成約金額以上の場合 |
会社規模 | ・本社は日本のマドリッド株式会社 |
日本人スタッフの数 | 人数非公開 |
オンライン内見 | 記載なし |
スックリビングは、日本のマドリッド株式会社の不動産事業部という位置付けです。
スックリビングの設立は2013年と若く見えますが、マドリッド株式会社自体は2003年から続く企業であり、国内・海外で不動産コンサルタントをはじめとした様々なビジネスを展開しています。
個別でのオンライン内見の記載はありませんでしたが、サイト内で360°バーチャルお部屋見学が可能です。こちらのページでは、紹介しているそれぞれの物件の細かい情報がたくさんの写真とともに記載されているので、実際に内見のためにタイまで行けないという方も安心です。
スックリビングの評判・口コミ
9位:アルファベットホーム
アルファベットホーム 企業情報 | |
商号 | alphabet home Co.,Ltd. |
所在地 | 2 Jasmine City, 20th floor, Unit 20C, Soi Prasanmitr (Sukhumvit 23),Sukhumvit Road, Klongtoey Nua, Wattana, Bangkok 10110 |
営業時間 | 【ご案内・ご入居】9:00~17:00(年中無休)
【アフターケア】 9:00~17:00(年中無休) 【オフィス営業時間】 9:00~17:00(平日) |
設立 | 2018年1月 |
社員数 | 22名(日本人4名、タイ人18名) |
公式サイト | https://alphabet-home.com/ |
公式SNS等 | 【Twitter】https://twitter.com/AlphabetHome
【Instagram】 |
アルファベットホームの評価ポイントまとめ | |
実績数 | 記載なし |
アフターサービスのポイント | ・問題解決・更新退去手続きに特化した「アフターケア部門」を設置・アフターケア部門のスタッフと担当営業がダブルサポートでアフターケアを行う |
成約特典 | ・Aioi Bangkok Insurance Public Co., Ltd.のサポートのもと火災保険を自動付帯(契約期間が12ヶ月以上、4万バーツ以上で成約の場合)
・退去費用補償サービス ・引越し費用負担サービス (4万バーツ以上、バンコク市内のみ) |
会社規模 | 記載なし |
日本人スタッフの数 | 4名 |
オンライン内見 | 記載なし |
アルファベットホームは、基本的に問い合わせから24時間以内にレスポンスを行うことを心がけているスピード感のある企業です。物件の内覧時だけではなく、アフターケアなどに関しても年中無休での対応とのこと。
また、アルファベットホームで契約した賃貸には自動で火災保険が付帯されます。期間中の保険料はアルファベットホームの負担となり申し込みや解約の手続きも企業の方で手配してくれるので、契約者の方で面倒な契約をする負担はありません。
引越しの際も、バンコク市内で4万バーツ以上の物件を契約した場合は引越し代をアルファベットホームが負担してくれます。搬出・搬入作業だけではなく梱包・開梱作業まで手伝ってくれるのは嬉しいポイントですね。
アルファベットホームの評判・口コミ
10位:スターツ
スターツ 企業情報 | |
商号 | STARTS International (THAILAND) Co., Ltd. |
所在地 | 29th Fl. United Center Building. 323 Silom Road, Silom, Bangrak, Bangkok 10500 Thailand |
営業時間 | 8:30 ~ 17:30 ※土・日・祝日は休業 |
設立 | 2006年 |
社員数 | 15名 |
公式サイト | https://kaigai.starts.co.jp/thailand |
公式SNS等 | 記載なし |
スターツの評価ポイントまとめ | |
実績数 | 記載なし |
アフターサービスのポイント | 記載なし |
成約特典 | 【成約特典商品Ⓐ】【A】
・JTB旅行商品券1万バーツ ・布専用の掃除機「リンサークリーナー」 ・浄水器 ※年に2回のフィルター交換サービス付き ・Yume TVの機材設置 ・電動式温水ウォシュレットの設置 ・無料引っ越しサービス ・GO Golfで使える10,000バーツ分のクーポン ※ラウンドやグッズも購入可能 【B】 ・「住宅保険」(火災・第三者への賠償)を無償付帯 ・スモークレス焼肉グリル やきまる ・焼肉屋「肉匠」3,000バーツ分のお食事券 ・居酒屋「隠れ家」3,000バーツ分のお食事券 ・居酒屋「酒の店」「きざはし」3,000バーツ分のお食事券 ・水圧式ウォシュレットの設置 ・GO Golfで使える3,000バーツ分のクーポン ※ラウンドやグッズも購入可能 ※AとBからそれぞれ一つずつ選択 |
会社規模 | ・上場企業であるスターツコーポレーション株式会社(Starts Corporation Inc.)の傘下・スターツグループの従業員数は8,000名以上 |
日本人スタッフの数 | 人数非公開 |
オンライン内見 | 記載なし |
スターツは、創業50年以上を誇る日本の大手総合不動産会社、スターツグループの傘下にある企業です。タイの現地法人も設立は2006年と古く、長い歴史のある企業と言えます。
「タイ国内の日系企業を対象とした住宅、事務所、店舗、工場、倉庫の不動産コンサルティングをメイン業務として行っています」と公式サイトに記載があるように、個人用の住宅(賃貸)だけではなく、企業用のオフィスや工場などの仲介や不動産の売買なども行っているということです。
アフターサービスの有無や日本人スタッフの人数は非公表ですが、成約特典の選択肢が幅広く設定されている点が魅力的ですね。
スターツの評判・口コミ
11位:心友不動産
心友不動産 企業情報 | |
商号 | Shinyu Real Estate Co., Ltd. |
所在地 | 8 T-One Building, 12th Floor(Unit1-2), Soi Sukhumvit 40, Phra Khanong, Klong Toei, Bangkok 10110 |
営業時間 | 9:30〜18:30 ※土日祝日定休日(土曜日は第2土曜のみ休み) |
設立 | 2014年 |
社員数 | 記載なし |
公式サイト | https://jp.shinyurealestate.com/ |
公式SNS等 | 記載なし |
心友不動産の評価ポイントまとめ | |
実績数 | 記載なし |
アフターサービスのポイント | 記載なし |
成約特典 | 記載なし |
会社規模 | 記載なし |
日本人スタッフの数 | 記載なし |
オンライン内見 | 記載なし |
心友不動産はタイ政府観光庁から「タイランドエリート」の正規代理店の認定を受けている企業(タイランドエリートインフォメーションセンター)と提携し、タイ居住ビザ付きコンドミニアムの販売を開始したことが話題を呼びました。
「タイランドエリート」とは、2003年からスタートした、外国人がより快適にタイに長期滞在するための様々な特典がついた特別なビザのこと。
このビザが付いたコンドミニアムは自分の居住用だけではなく投資物件にも最適として人気を集めました。
不動産の売買をメインに行っているため、自分が住むというよりもオーナーになりたい方には合っているのではないでしょうか。
心友不動産の評判・口コミ
12位:プラカノンハウジング
プラカノンハウジング 企業情報 | |
商号 | プラカノンハウジング |
所在地 | 7/1 Oak’s Building,Soi-Udomsuk46,Khwaeng BangNa Nuea,Khet BangNa,, Bangkok, Thailand, Bangkok(退去済) |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
設立 | 2018年 |
社員数 | 不明 |
公式サイト | https://phrakhanonghousing.com/(サイト削除済) |
公式SNS等 | 【Twitter】https://twitter.com/phra_khanong(アカウント削除済)
【公式YouTubeチャンネル】 |
プラカノンハウジングの評価ポイントまとめ | |
実績数 | 不明 |
アフターサービスのポイント | 不明 |
成約特典 | 不明 |
会社規模 | 不明 |
日本人スタッフの数 | 不明 |
オンライン内見 | 不明 |
バンコクのなかでも、プラカノン、エカマイ、オンヌットエリアのコンドミニアムを中心に紹介していた企業です。
主に3万バーツ以下の低価格で借りられる部屋を中心に紹介していましたが、2022年12月ごろを境に突然連絡が取れなくなった借主やオーナーが続出しています。
プラカノンハウジングでは家賃をオーナーに直接支払う訳ではなく、いったん不動産会社へ振込をし、不動産会社からオーナーへ家賃支払いをする形でした。
連絡不可になる前後からは、振込をしたはずの家賃やデポジットがオーナー側に支払われていなかったというトラブルも起きています。
今後も同経営者が関わっている企業には注意した方が良さそうです。
現在、同経営者のバンナーハウジングのサイト共々接続不可となっています。
プラカノンハウジングの評判・口コミ
タイで賃貸を探す!不動産会社選びの6つのポイント
今回は、タイで不動産(賃貸)を探す際に重要な6つのポイントを軸にランキング化しています。
・実績数
・アフターサービス
・成約特典
・会社の規模
・日本人スタッフの数
これらのポイントがなぜ重視されるのか、詳しく見ていきましょう。
実績数
前提として、タイの仲介システムは日本にあるような専任媒介(オーナーが1つの不動産会社だけと契約を結ぶ)ではなく、一般媒介(オーナーが複数の不動産会社と契約を結び、どの会社も物件の紹介ができる)となります。
つまり、どの不動産会社も紹介できる物件数や賃料、条件などで大きな差をつけられません。
そこで注目したいのが、不動産紹介の実績数です。
実績数の高い店舗は、単純に「多くの人に選ばれている」という判断の指標にもなりますよね。現在ではSNSが普及しているため、利用してみて「良くないな」と思った人がいた場合、その情報が瞬く間に口コミで広まります。
ネット上ではタイ駐在員や経験者同士でおすすめの不動産会社を紹介し合っている事も多いため、良い不動産会社は自ずと実績数に関わってくるのです。
できれば、「年間〇件以上」など具体的な数字を提示している会社が良いでしょう。
アフターサービス
タイでは、日本と違い住居の水漏れや備え付けの家電の不都合、害虫問題などが日常的に起こります。
そのため、トラブルに対し即座に対応してくれること(アフターサービスの充実)が不可欠と言えます。
タイの物件を扱う日本の不動産会社は基本的に住んだ後についてもフォローしてくれる場合が多いというのが現状ではありますが、どこまでアフターサービスに力を入れているのかという点はチェックしておくと良いでしょう。
ひとえに「アフターサービスの充実」とはいっても、不動産会社では担当の営業がそのままアフターサービスの窓口を行うことも珍しくありません。
不動産の紹介をする営業(窓口)の部署とは別にアフターサービス専門の部署や人員を置いている企業は、しっかりアフターサービスに力を入れていると判断できるためポイントが高いと言えます。
成約特典
成約特典は一番企業の色が出る項目と言えるでしょう。
成約特典として「引越し無料」などを提示している企業が多く見られます。
日本とタイの生活習慣の違いを考えると、「ウォシュレットの取付」や「浄水器の設置」「インターネットテレビ(日本のテレビ番組が見れる)」といった特典は人気があります。
バンコクに関連企業があったり、企業として縁のある施設があったりする場合は、企業独自の成約特典を用意している場合があるため、物件の相談をする際に聞いてみると良いでしょう。
成約特典には「年単位での契約」や「〇万バーツ以上の部屋を契約」などの条件が提示されている場合も多いため、特典を重視したい場合はどのような条件で特典が付くのかという点もしっかり担当者に確認しましょう。
会社の規模
会社の規模感も、できれば確認しておきたい項目のひとつです。
小規模で地域密着型のような不動産会社にも、もちろん良い企業はたくさんあります。
しかし、小さな会社は大規模な災害や経営不振が起こった際に持ちこたえられず倒産してしまったり、大企業に比べると対応が疎かになってしまったりする可能性があります。
その点、長い歴史を持つ企業や大企業のグループ企業・子会社などであれば経営母体がしっかりしているため、そういった心配が少なく済みます。
また、長く続いている企業やタイ以外の海外にもグループ展開のある企業などは、企業として様々なトラブル対応のノウハウがあったり現地のオーナーさんと長年の信頼関係を築けていたりする可能性が高いため、サポートにも期待ができます。
不動産会社を選ぶ際には、重視するかどうかにかかわらず、企業の背景(親会社や設立年)なども確認しておくと安心です。
日本人スタッフの数
日本人スタッフの数は、契約やトラブル発生の際にこちらの伝えたい事の意図がしっかり伝わるかどうかにかかわるため重要と言えますが、英語やタイ語でのコミュニケーションに自信がある場合はそれほど重視しなくても良い項目です。
不動産会社の中でもアフターサービス等に力を入れている企業は、現地にいる日本人スタッフの数も細かく公開している傾向にあります。
英語やタイ語にあまり自信がない場合には、不動産会社が日本人スタッフの有無や人数を開示しているところを選ぶようにすると安心です。
オンライン内見の有無
オンライン内見が可能かどうかも、不動産会社を決めるひとつのポイントとなります。
タイへの引越しは、日本とは違って「良い部屋を早めに押さえておく」というのが困難です。タイでは、オーナーができるだけ早く家賃収入が入るようにと希望する人が多いため、基本的に入居は早い者勝ちとなる場合がほとんど。
タイの物件に住んでいる人が更新をしない場合に出す「退去通知」は概ね60日〜30日前に出すのが一般的なので、部屋の空室が決まるのもそのくらいになります。
つまり、タイでの物件探しはどんなに長くても2カ月から1ヶ月程度の短期決戦となるわけです。
初めてのタイ駐在であったり、子供を含めた家族での引越しであったりする場合は特に1ヶ月程度で家を決めるなんて不安だと感じる方も多いのではないかと思います。
さらに、短期間で何度もタイまで下見に行くわけにもいかないですよね。
オンライン内見が可能な不動産会社を選べば、日本にいながら複数の物件を確認できるため、部屋探しも効率よく行えるでしょう。
タイと日本の不動産(賃貸)事情の違い
タイと日本で、不動産賃貸の事情はどのように違うのでしょうか?
タイ | 日本 | |
仲介手数料 | 貸し手(オーナー)のみ支払うのが一般的 | 貸し手(オーナー)と借り手双方が支払うのが一般的 |
宅地建物取引士(宅建士)の資格 | 不要 | 必要 |
敷金・礼金 | 敷金(デポジット)のみ必要 | 基本的には敷金・礼金どちらも必要の場合が多い |
連帯保証人 | 不要(パスポートのみでOK) | 必要 |
タイと日本の不動産の大きな違いは、タイでは借り手が仲介手数料を支払う必要がないという点です。仲介業者への手数料は、貸し手(オーナー)が支払います。
そのため、タイの不動産を扱う事業者のサイトでは「仲介手数料無料」と記載のある場合がほとんどです。
また、日本では入居時に収入証明や保証人を用意しなくてはなりませんが、タイでは部屋を借りる際にビザすら必要ありません。
そのため、駐在・移住前の下見(内覧)の時点で部屋を決めてしまうような方もいます。
デポジットや家賃の支払い方法については、小切手や銀行振込が一般的な方法になります。アパートやサービスアパートでは現金や小切手のほか、クレジットカードでの支払いが認められている場所もあります。
また、日本と違い、タイでは家賃や公共料金の自動引き落としはまだ一般的ではないという点もあわせて覚えておきましょう。
タイの物件探しの基本!日本の物件とどう違う?
タイの賃貸物件に住む場合、大きく分けて「コンドミニアム」「サービスアパート」「アパート」の3種類から住みたい物件を選ぶことになります。
日本と大きく異なる点は、タイの賃貸物件では部屋の主な家具や電化製品は最初から備え付けられている点と、充実度にかかわらず何かしらのファシリティーが付いているという点が共通して言えます。
コンドミニアム
コンドミニアムは、日本で言うと「分譲マンション」のようなイメージになります。後に紹介する「アパート」と違い、同じ建物内でも一部屋ごとにオーナーが違います。
つまり、部屋によって家賃や内装、契約条件も違います。
同じ建物でも部屋ごとにオーナーのセンスが出るため、豊富な選択肢の中から気に入った部屋を選べたり、共有設備が豪華・立地が良いなどの好条件である傾向が強かったりする反面、オーナーとの相性(所謂当たり外れ)が重要でもあります。
もしも部屋でトラブルがあった場合はオーナーが対応することになりますが、コンドミニアムのオーナーは個人であるためスムーズに対応してもらえるとは限らない点や、複雑な手続きの必要な法人契約が出来ない場合も多い点などはあらかじめ留意しておく必要があります。
サービスアパート
日本で言うと「ホテル」のようなイメージとなる「サービスアパート」。
家賃は割高になる場合が多いと言えますが、メイドサービスが賃料に含まれているためホテル住まいのような快適さやサービスを求める人には人気です。
サービスアパートは、大きく「ホテル系サービスアパート」と「アパート系サービスアパート」の二通りに分類することができます。ホテル系サービスアパートは、サービスアパートの中でもよりハイクラスな物件が多い傾向があり、その分家賃が高額になります。
アパートやコンドミニアムの最低契約期間が1年であることに比べ、サービスアパートは1ヶ月や半年での契約が可能な場合もあります。
基本的に家具や電化製品が揃っており、部屋にはキッチンも付いているので、細かな要望がなければスーツケースひとつで入居することも可能です。
メイドによるハウスキーピングサービスが利用できるため、掃除や洗濯が苦手、またはそれらに割く時間がない方も安心です。
コンドミニアムやアパートに比べて管理面がしっかりしている場合も多いので、タイでも出来るだけ日本に近い環境で過ごしたい人にもぴったりだと言えます。
ただし、家主が不在の間にもメイドが家を出入りするため、貴重品の管理などは厳重に行う必要性があることは覚えておきましょう。
アパート
1人のオーナーが建物全体を所有している物件で、借り手はそのうちの一部屋を借り、住むことになります。
コンドミニアムやサービスアパートに比べると、タイの「アパート」は日本のアパートと一番近い形となり、想像がつきやすいかと思います。
サービスアパートに比べるとファシリティーなどに物足りなさがある一方、建物の部屋全体が同じ人に管理されているため不都合の対応や事務的な手続き、料金の支払いなどがスムーズに行われるというメリットがあります。
備え付けの家具や電化製品も個々の部屋で同じものが用意されている場合が多いので、同じ建物内であれば見た目にはそこまで大きな差が生じにくいと言えます。
また、コンドミニアムやサービスアパートに比べるとペット可の物件が多いというのも特徴のひとつです。
デメリットとしては、電気や水道の料金が少し割高になりがちな点と言えるでしょう。
タイの不動産(賃貸)選びで重視したいポイント
不動産会社のサイトなどでタイの物件を探すと、広くて綺麗な部屋が並んでいて期待が膨らみます。
テニスコートやプールなど多くのファシリティなどもチェックしたいと思いますが、それよりも不動産(賃貸)を選ぶ時に重視したいポイントがあります。
今回は、「動産の立地面について」と「部屋について」という2つの視点から、物件を選ぶ際に注意したいことを解説していきます。
不動産の立地面について
ここでは、住みたいアパートやサービスアパート、コンドミニアムの立地面について押さえておきたいポイントを解説します。
駅のそば
1つめのポイントは、「駅のそば」であること。理由はバンコクの交通事情と気温です。
バンコクの市内は電車以外にもタクシーやバスなどの移動手段があります。
しかし、以前に比べれば改善されてきたとはいえ現在でも早朝と深夜以外は渋滞が多いと言えるのが現状です。
とくに、通勤や通学のラッシュ時間(7時〜9時頃)や帰宅時間に当たる17時〜18時頃はとても混雑するため、通勤や通学の必要がある場合はなるべく高架鉄道(BTS)や地下鉄(MRT)といった電車を使いたいところ。BTSやMRTの駅のあるエリアを選ぶのが基本です。
さらに、なぜ「駅のそば」を重視するのかというと、それはタイの気温が関係してきます。
バンコクは日本よりも気温が高く、長い時間外を歩き続けると熱射病になってしまう危険性があります。
タイの紫外線量は日本に比べて約3〜4倍とも言われており、サングラスや日傘などの紫外線対策を行うことは前提ですが、それでも徒歩での移動は大人でも10分程度が限度だと考えた方が良いでしょう。
これらの理由から、タイの賃貸を探す場合は駅の徒歩10分圏内にある建物を選ぶのが重要なポイントと言えます。
ショッピングモールやスーパーの近く
2つめのポイントは「ショッピングモールやスーパーの近く」であること。これにも、バンコクの交通事情が深く関わっています。
バンコクは日本に比べて横断歩道や歩道橋が少なく、信号が変わるのにも時間がかかります。
できれば、信号や歩道橋を使わないで目的地へ行けるよう、住居と同じ側にスーパーやレストランなどがあると便利です。
そもそも2018年のWHOの調べでは、タイは10万人あたりの交通事故の死者数が世界で9番目に高い国だと報告されており、タイの交通事故は長らく社会問題にもなっています。
この「10万人あたり32.7人(交通事故による死亡率)」という数字は、日本の約10倍ほど。
田舎の州に比べれば事故件数は少ないと言えるものの、バンコクでは2022年にパヤタイ通りで横断歩道を渡っていた女性が猛スピードで突進してきたバイクに轢かれるという痛ましい事件が起きたばかり。
こういった事故のリスクを抑えるためにも、幼稚園や小学校に通う子供がいるご家族の場合はとくに、同じ条件下に幼稚園や小学校があるかどうかも確認すると良いでしょう。
日本人が多いエリアかどうか
3つめのポイントは、「日本人が多いエリアかどうか」という点です。
初めてのタイ駐在であったり、まだタイ語や英語でのコミュニケーションに自信がない場合には、日本人が多く住んでいるエリアを選ぶと安心です。
バンコクで日本人が多いエリアに住みたい場合は、プロンポン駅やトンロー駅付近の物件を選ぶのがおすすめ。タイに住んでいる多くの日本人がこのエリアに集中して住んでいます。
また、日本人の通訳が常駐する施設などもこのあたりに多くあるため、全くタイ語が分からないという方もあまりストレスを感じずに住むことができます。
ただし、このあたりは高級住宅街であるため、家賃は高めになってしまうのがデメリット。
もしも、プロンポン駅やトンロー駅付近ではどうしても家賃が高すぎて予算をオーバーしてしまうという場合は、ここ数年で新しいコンドミニアムが出来たエリアであるプラカノン駅やオンヌット駅、ラマ9世駅付近の物件を探してみると良いでしょう。
この付近は新しいコンドミニアムの建設に伴ってショッピングモールやレストランも建ち始めているため、予算内で希望に近い物件が見つかるかもしれません。
どの程度冠水するのかを知っておく
タイの物件探しの際に押さえておくべき4つめのポイントは「冠水」についてです。
タイは1年中暑いというイメージですが、実は5月頃〜11月頃までは「雨季」に入ります。1日の内に1度はスコールに見舞われるといったことも全く珍しくはなく、バンコクのような都心でも冠水はつきものです。
バンコクの排水環境は、日本の都心暮らしでは想像できないほど悪いと言えます。
ひどい場合には膝下のあたりにまで水が溢れてしまい、道路が川のようになることもしばしば。
正直なところ、日本人が多く住むスクンビットエリアで「絶対に冠水しない場所」はないと言っても過言ではありませんので、その点は物件選びの際にも理解しておく必要があります。
中でも冠水しやすいエリアはスクンビット通りの奇数側の通り(ソイ)。23や39などは「冠水しやすい場所」として特に多く例に挙げられます。(しかし、ソイ39は他の条件が良いため日本人に人気のエリアでもあります)
先程述べたように「絶対に冠水しないエリア」はないため、物件選びの際には自分の住みたい物件のエリアが「どの程度冠水しやすいエリアなのか」という点は聞いておくと良いでしょう。
部屋について
実際に自分が住む部屋についても、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
部屋の方角や風通し
日本の場合は「日当たり良好」というフレーズが部屋選びにおいて大きなポイントとなりますよね。
しかし、タイの場合は日当たり良好なお部屋はとても暑くなります。
日中に部屋にいることが多い場合、窓から強い日差しの当たる部屋はエアコンが効きにくいため、温度が下がりにくい事に加えて電気代も上がってしまいます。
タイでの部屋選びにおいて重要なのは「風通しの良さ」と言えます。
できるだけ風通しの良い部屋(角部屋など)や直射日光の当たりにくい部屋(北向き)を選ぶのがおすすめです。高層階で北や南に窓のある部屋も良いでしょう。
逆に、最上階や直射日光の当たりやすい西向きの部屋は暑くなりやすいので注意が必要です。
エレベーターやゴミ捨て場の位置
部屋選びの際に避けたい条件には「エレベーターの近く」と「ゴミ捨て場の近く」の2点も挙げられます。この2つの条件に当てはまる部屋は共に人の行き来が激しく、騒音やプライバシーの面を考えるとデメリットが大きいと言えます。
2点のポイントのうち、「エレベーターの近く」については、「高層の建物になればなるほどエレベーターの稼働率が高くなり騒音が気になりやすい」とすぐに理由が想像できますよね。
もう1点の「ゴミ捨て場」について、なぜ避けた方が良いのか少し詳しく解説します。
タイの物件では、基本的に建物の各階にゴミ捨て場があります。
日本のように曜日や時間で捨てられる時間が決まっているのではなく、24時間いつでもゴミ出しが可能です。そのため、ゴミ捨て場付近の部屋は時間にかかわらず人通りが多くなってしまうのです。
以上の理由から、「エレベーターの近く」と「ゴミ捨て場の近く」の部屋はできるだけ避けましょう。
害虫リスクについて
タイは冬の数日間を除いて一年中温暖な気候となるため、日本よりも害虫に悩まされる頻度も高いと言えます。
とくに、一番下の居住階層は害虫発生のリスクが他に比べて高いので注意が必要です。
もう少し詳しく言えば、2階の部屋でも1階が駐車場になっているタイプの物件はリスクが高くなります。また、ペット可の物件も不可の物件に比べると害虫リスクは高まります。
物件によっては月に一度無料でペストコントロールを提供している場合がありますので、必ず行いましょう。
個人でペストコントロールを頼む場合、費用はおよそ2,000〜3,000バーツ程度になることが多いようです。
また、タイでは年中蚊が飛びます。
15階以上の物件では自力で飛んでくることはあまりないのですが、それでもエレベーター等に侵入し部屋に入ってくる場合もあります。
過去バンコクで大流行した事のあるデング熱など、蚊を媒介とした病気にかからないためにも、できるだけ刺されない努力をすることは大事です。
網戸があればある程度外からの蚊の侵入を防ぐことが可能ですが、バンコクのコンドミニアムには網戸がついていない物件も多数あります。
15階以下に住む場合は網戸の有無を確認しましょう。
オーナーさんによってはリクエスト次第で付けてくれる可能性はあるので、仲介業者に相談してみるのも良いでしょう。
新築物件でも注意が必要
日本では、新築や浅築の物件が好まれる傾向にあります。
とくに、まだ誰も住んだことのない新築物件はとても人気があります。
しかし、タイでは新築の物件は少し注意が必要です。
なぜなら、タイの建築管理は日本ほど厳密に行われていないため、住んでから初めてわかる不都合が起こりがちなのです。
「まだ誰も住んだことがない物件」なので、当然不動産会社も部屋自体の不都合については事前に把握することができません。
不動産会社のなかでも、「できれば建てられてから数年経つ物件をおすすめしたい」という会社もあります。
これは、借り手となる方にマイナス面を事前に把握してもらい、なるべく快適に過ごしてもらいたいという想いからです。
とはいえ、やはり「まだ誰も住んだことがない物件」は綺麗ですし魅力的ですよね。
どうしても新築の物件に住みたい場合は、「不都合を修繕しながら自分が部屋を整えていこう」という気持ちを持って住めると安心です。
トラブルがあった場合は不動産会社に連絡することになるので、アフターサービスに力を入れている不動産会社を選ぶようにしましょう。
タイの不動産はどうやって探す?
タイで不動産を探す主な方法は
・タイ(現地)の不動産会社
・FacebookなどのSNS
の3通りがあります。
それぞれにメリットやデメリットはありますが、タイの現地事情に詳しくない場合や、タイ語・英語が堪能でない場合は「日系の不動産会社」を選択するのが一番おすすめと言えます。
なぜなら、日本とタイの不動産事情には多くの違いがある上、タイの賃貸契約はオーナー(部屋を貸す側)に有利である場合が基本だからです。
もっと言えば、契約書の内容に関するトラブル(とくに契約更新や退去時)もしばしば起こるため、「日本語とタイ語どちらも理解できるプロ」である日系企業を間に挟んだ方が有利に解決しやすいのです。
ひとえに「日系の不動産会社」といっても色々あり、成約特典やサービスに差があるため、自分の受けたいサービスをポイントに選んでみるのも良いと言えます。
以下では、「日系の不動産会社」「タイ(現地)の不動産会社」「FacebookなどのSNS」それぞれの特徴を詳しく説明していきます。
タイの物件を取り扱っている日系の不動産会社
日系の不動産会社には、タイに店舗を構えていても日本人のスタッフが常駐している場合が多く、日本語でやり取りできるため英語やタイ語に不安がある場合でもスムーズに賃貸探しができます。
複数の企業とのコンタクトも取りやすいので、不動産会社をいくつか比較・検討してみたいという場合も日系の企業であればストレスなくコミュニケーションが取れるでしょう。
また、日系の不動産会社のスタッフは日本人への不動産仲介に慣れています。
日本人がタイに住む場合に気を付けた方が良い点や日本とタイの違いなど、「タイ人にとっては当たり前でも日本人が気になること」を細かく汲み取り、事前に情報共有してくれたりフォローしてくれたりする点も大きなメリット。
物件選びの段階はもちろん、「住んでいる間の不安」や「契約更新・退去時の不安」にも寄り添ってくれるのは日系の不動産会社ならではです。
初めてのタイ駐在に向けて準備を進めている方はもちろん、家族での移住など、住んだ後にも都度細やかなフォローが必要な方には特におすすめです。
ただし、日系の不動産会社では賃料が1万バーツ台の格安物件を紹介している業者は少なくなってしまうため、どうしても賃料の安い部屋を探したい場合には不動産会社を通さずに自分で探すしかないというデメリットがあります。
タイ(現地)の仲介業者
タイ(現地)の仲介業者はあくまでも「仲介」をメインとしておりアフターケアには力を入れていない場合が多いため、物件を紹介する際にも入居後のデメリットまでは教えてくれない場合があります。
ある程度タイに住み慣れている方であれば自分で気付いて質問することはできますが、初めてタイに住む方は物件選びを失敗してしまうリスクが高いためあまりおすすめできません。
生活する上で可能な限りストレスを軽減したい場合は、日本とタイの生活様式の違いを熟知した日本人のスタッフがいる不動産会社を使うのがおすすめと言えるでしょう。
タイの仲介業者は英語をネイティブとしている欧米人を主な客層としており、日本人が求めるような暮らしの快適さや契約後のアフターフォローなどといったサービスは考慮されません。
契約書等の重要書類も英語なので、自分で翻訳し理解しなくてはいけない点もネックです。
ただ、特定のコンドミニアムに限っては地元であるタイの仲介業者の方が多くの情報を持っている可能性があるので、気に入ったコンドミニアムがあり、どうしても日本の不動産会社では仲介不可能な場合は現地の業者に仲介をお願いする事になります。
アパートやサービスアパートを探す場合は、現地の仲介業者を使うメリットはほとんどありません。
FacebookなどのSNSを使う方法も
タイでは、日本と違いFacebook上で個人間の取引(売買)を行う敷居が低いのが特徴です。そのため、オーナーが自らのFacebook上で借り手を探している場合もあります。
Facebookでオーナーと直接やり取りするメリットは、上手く交渉できれば家賃の値引き交渉に応じてくれる場合があるという点です。
タイでは不動産のやり取りを行う際、貸し手(オーナー)が仲介する不動産業者に仲介料を払う仕組みになっているため、直接交渉であればオーナーは仲介料を払わずに済むからです。
ただし、家賃交渉には当然タイ語(もしくは英語)の高いスキルが必須となるため、自分の会話力に大きな自信がある方向けです。
また、オーナーとの直接的なやりとりで部屋を借りた場合には退去時のトラブルも多く起こるため、できれば第三者である不動産会社を通しての部屋探しがおすすめです。
タイの賃貸探しは不動産会社選びも重要!サービスをしっかり確認しよう
タイで賃貸を探す際に参考にしたい、タイの不動産会社ランキングを紹介しました。
日本人がタイで賃貸を探すなら、日系の不動産会社に仲介をしてもらうのが一番おすすめです。
日本語が通じるというのはもちろん、タイと日本の商慣習や生活の違いを考慮してくれたり、住んだ後の事(アフターケアや事前のデメリット共有)まで気を配ってくれるのは日系の不動産会社ならではです。
ここでは、「タイでの不動産会社選びの6つのポイント」を基準にして評価をしていますが、ランキングにない不動産会社を判断する際にも参考になればと思います。