タイへ引っ越す際に、物件探しは必須となります。
タイには多くの日本人駐在員がいるため、不動産会社も多くの日系企業が進出しています。
その中でもアパマンショップは日本だと知名度も高く、多くの人に知られていますが、タイで利用する際にはメリット・デメリットに注意が必要です。
そこで今回は、アパマンショップが提供しているサービス内容や契約手順、お客様・社員からの評価を紹介していきます。
タイでのお部屋探しでアパマンショップが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アパマンショップの評判は良い?どんなサービスをしている?
タイの物件では、日本とは設備の違いからか雨漏りや水漏れ、備品の不具合など様々なトラブルが頻繁に起こってしまいます。
アパマンショップはそのようなトラブルに対して迅速に対応し、解決に努めていることを掲げていますが、一体どのようなサービスが提供されているのでしょうか?
ルームクリーニングサービス
アパマンショップではルームクリーニングのサービスも行っており、清掃、ランドリー、寝具の取り替えが可能です。
また、お部屋にトラブルがあった場合、ルームクリーニングと併せて依頼をすることで、効率良く問題解決ができます。
お部屋でのトラブル
エアコンや水回り、電気などのトラブルがあった場合は、LINEで連絡を受け付けています。
トラブルの例としてはエアコンなら騒音・水漏れ・異臭、水回りはシンクの水漏れ・温度が不安定・お湯が出ないなどの問題が起こり得るでしょう。
他にも害虫問題やインターネットの不具合など、生活をしていることでトラブルが起こる可能性は設備の数だけ存在します。
そのようなトラブルにお客様だけでは解決できない場合に対応してもらうことが可能です。
トラブルの状況が分かる写真や動画などを送るとアパマンショップがオーナー・管理会社と連絡を取り合い、チェックを進めます。
直接お部屋に尋ねる場合は現地の専門業者と共に訪問し、トラブル解決へのサポートもしていきます。
アパマンショップでの契約の流れ
実際にタイのアパマンショップで物件を契約する場合、どのような流れで行われるのかご紹介します。
問い合わせ
まずは電話か、お問い合わせフォームから物件探しをお願いしたい旨を連絡します。
問い合わせの際には物件の希望条件をまとめて伝えましょう。
アパマンショップがお客様の希望の条件に沿った物件を探し出してリスト化します。
問い合わせから営業日3日以内には折り返しの連絡が来ます。
見学
気になる物件が見つかったら、見学の日程も決めます。
見学の日程も決まり次第、アパマンショップの担当者に連絡しましょう。
見学には担当者も同行します。
物件を実際に確認する際には、担当者に物件の環境やメリットを説明してもらえます。
また、デメリットなどの不利な点もきちんと説明してもらえるので安心です。
部屋の予約
「この物件に住みたい」という部屋が見つかったら、担当者が部屋のオーナーとの交渉に入ってくれます。
家賃・契約内容・部屋のコンディションなどを入居者の希望に沿って、調整をしてもらいます。
内容に不服などもなく満足であれば実際に入居するまでの間、部屋を予約するという流れで手続きを進めます。
契約書・請求書の手続き
契約書・請求書など、契約に必要な書類が入居者宛てに送られてきます。
書類等は後々のトラブルにつながらないよう、しっかりと読み込みましょう。
確認が終わり書類にサインをしたら、支払いなどの手続きをすることになります。
入居準備
改めて入念に部屋の確認を行います。
備え付られている電化製品は問題なく使えるか、インターネットの回線に不具合はないか、その他不備がないかどうか、しっかりチェックを行い、問題がなければ確認終了です。
入居
スムーズに入居が行えるように担当者に希望の入居時間を明確に伝えましょう。
入居完了となる最後までしっかりとサポートをしてもらえます。
アパマンショップは評判が悪い?口コミをチェック
アパマンショップはお客様からどのような評価を受けているのでしょうか?
口コミを確認しておきましょう。
“以前利用させていただいたことがありますが、対応してくださったスタッフさんが親切に接してくださり、希望通りの物件に出会うことができました!評判の良くない口コミが多くて驚きです。スタッフさんによってかなり差が出るのかもしれませんね。”
“アパマンショップに過去に部屋探しを依頼したことがあります。
コンドミニアムを探したくてお願いしたのですが、担当の方にだるそうに雑に対応されたので印象が良くありません。
日本人スタッフもタイ人スタッフも互いの言語が不安定。”
“物件探しをしたくて、日本でもなじみ深いアパマンにお願いしようと思ったけれど、日本での評判が悪すぎて不安に。
接客やサービスはなるべく良質なものを受けたいので…、今回は見送ります。”
“日本では大手のアパマンショップなら安心できるかと思い物件探しをお願いしました。
ところが物件を紹介してもらったところ、ハウスクリーニングがされていなくて驚き。
利用しようという気が失せました。
このような対応ではせっかくの引っ越しもワクワクしないし不快感が募るばかり。”
以上のような口コミがあり、おおよその口コミがその対応などに苦言を呈するものでした。
そんな中でも対応の良いスタッフさんがいるという高評価もありますが、良い口コミは限られているようです。
社員からの評判
会社の内部である社員からはどのような評価を受けているのでしょうか?
ここからは、アパマンショップに勤めている、または元従業員の評判をご紹介します。
“パワハラやいじめなどはない。
けれど会社体制が古いため、そうとう優秀でなければ昇給・昇格はしない。
業績の数字が全て、というイメージ。”
“社内の雰囲気はとてもじゃないけど良いとは言えない。
顧客の悪口が多くて、聞こえてくるだけで不快だし居心地が悪い。
そんな顧客の悪口や仕事の愚痴ばかり言っていたら良いサービスも何もない。”
“会社の体質が古く、今のご時世に合っていないから辞めていく人が多い。
仕事とプライベートが分けられておらず、休日出勤や残業も多くて生活にも支障が出るし、働きづらい。”
“お客様へのサービスすら不安定なのに新しい店舗をオープンさせて…、社員の人数や質も安定しないし、なによりそれによってお客様へ安心したサービスを提供することはできない。
社員の扱いと管理が不良だから、社員一人ひとりの業務量や人手不足も改善されていない。”
以上が社員から見たアパマンショップの評価です。
店舗によっても雰囲気や環境は変わってきますが、アパマンショップの根本的な働き方や古い会社体制は変わっていません。
物件探しはアパマンショップ以外に依頼するのがおすすめ
アパマンショップは日本だと名の知れた大手のため、ブランド名で安心感があります。
しかし、タイ・バンコクにおいては実際に対応を行う担当者によって評価がばらついてしまうところもあるようです。
口コミや評価などをまとめて見てきても、良くない対応をするスタッフが多いのか、かなり低い評価が多く、悪い印象が強いです。
日本のアパマンショップでさえ評価が良くないのに海外の店舗の対応が良いとは考えられません。
タイでは安心して物件を探してトラブルなく過ごしたいのであれば、不安要素の多いアパマンショップを選ぶよりも他の不動産会社を選びましょう。