タイは、日本よりも気軽に引っ越ししやすいと言われています。
物価が安く、居住環境も整っていることから、移住した後もバンコク内で引っ越しをする方も少なくありません。
では、実際にバンコク内で引っ越しをするにはどのような方法があるのでしょうか。
今回は、引っ越しする際にやるべきことや知っておくべきポイント、おすすめの不動産会社を合わせてご紹介します。
バンコク内で引っ越しするのにおすすめの方法
まずは、タイ・バンコク内で引っ越しをする際におすすめの方法についてご紹介します。
タイの引っ越し業者を利用する
バンコク内での引っ越しなら、タイのローカルな引っ越し業者を活用するという方法がおすすめです。
バンコクには引っ越しにかかる費用が安いところも多いです。
同じ引っ越し内容でも、SNSで調べるだけで安い業者を探せます。
見積もりのやり取りはLINEを使って行い、写真を撮影して送信するだけなので簡単にできます。
タイのローカル引っ越し業者は、小物の梱包やダンボールなどは自分自身で準備し行う点が日本とは異なるところです。
日系の引っ越し業者を利用する
タイには、日系の引っ越し業者も多く、Cloud Moving(クラウドムーミング)やバンコク@便利屋、お助け隊BKKなどがあります。
例えば、Cloud Movingはタイ国内の小規模から大規模の引っ越しまで幅広く対応した引っ越し業者です。
日系の引っ越し業者の場合は、事前にダンボールや緩衝材などを送ってもらえることが多く、自分で用意する必要がありません。
デリバリー業者を利用する
最後は、デリバリー業者を利用する方法です。
タイには、LALAMOVEやKerry Expressなどのローカルデリバリー業者があります。
こうしたデリバリー業者でも、引っ越しサービスを利用することが可能です。
ただし、大規模な引っ越しとなると対応していない場合があるため、ダンボール何個分になるか、対応してもらえるかを事前に確認しておくと安心です。
バンコク内で引っ越しする際にやるべきこと
引っ越しする際には、やるべきことがたくさんあります。
ここでは、バンコク内で引っ越しをする際にやるべきことについてご紹介します。
現住居のオーナーに連絡
まずは現住居のオーナーに連絡し、引っ越しをする旨を伝える必要があります。
引っ越しが決まり、オーナーと調整して解約日を決定します。
オーナーとのやり取りはLINEで行うケースが多いです。
引っ越し業者に依頼
続いて、引っ越し業者に依頼します。
不動産会社には、提携の引っ越し業者があることもあるので、事前に確認しておきましょう。
転居先となる物件の家賃の金額によっては、その物件を紹介した不動産仲介業者が引っ越しを手配してくれるケースが多いです。
見積もりは、部屋まで来てくれる場合と写真と撮影して送信する場合があります。
不用品の処分
引っ越しの際には持ち物の見直しを行い、不要なものはこの機会に処分しましょう。
バンコクにも不用品を販売できるお店があるので、必要に応じて買い取ってもらうと引っ越し資金の足しにすることができます。
インターネットの解約・契約
インターネットを契約していても、転居先で別の回線に乗り換えるという場合は、解約手続きが必要です。
事前にお店に足を運んで手続きを行い、解約日にルーターを持って行けば解約可能です。
また、新たな回線の契約は、エージェントの方がサポートしてくれます。
住所変更の手続き
引っ越しに伴い、携帯電話の契約や銀行・保険・クレジットカード・クラブタイランド・在留届などの住所変更を行います。
在留届をはじめ、クレジットカードは種類によってWeb上で完結できます。
荷造り
事前にダンボールを送ってもらえる場合、何箱でも費用が変わらない場合が多いので、できるだけ多めに用意してもらうことをおすすめします。
スーツケースを持っているなら、スーツケースも荷造りの際に活用できます。
引っ越し業者はどんなものでも床にそのまま置いたり、丁寧に扱わなかったりするところも多いため、二重梱包や紐で固定しておくと安心です。
退去
退去は、引っ越しが午前中なら午後となる場合も多いです。
中には、引っ越しと同じ時間帯にしてくれるオーナーもいます。
退去時は、オーナーが部屋の状況を見ながら、残っているものがないか、入居中の破損個所などを確認します。
破損や不具合は自己申告が基本のため、ここで必ず伝えなければなりません。
特に問題がなければ、鍵や部屋の扉の鍵などを返却し、契約終了の書類にサインして完了です。
引っ越しする前に知っておきたい3つのポイント
バンコクで引っ越しするにあたり、知っておくべきことが3つあります。
水道・電気の住所変更手続きは不要
日本であれば、引っ越しの際に水道や電気の住所変更手続きが必要とされています。
しかし、タイでは水道や電気の住所変更手続きが不要となっており、退去とともに自動的に終了します。
引っ越しと電気代の請求のタイミングにズレが生じた場合は、デポジットから引かれたり転居後に請求書が来たりするので、対応しなければなりません。
デポジットは約2ヶ月後に振り込まれる場合が多い
タイでは、デポジットと呼ばれる保証金があります。
これは賃貸物件の敷金と同じような意味です。
仮にバンコクの賃貸物件が1年契約、1年契約満期だった場合、問題がなければ指定の口座に全額振り込まれて戻ってきます。
ただし、1年契約で1年未満のうちに引っ越しをする場合、デポジットは返却されません。
デポジットに関しても退去時に説明がありますが、一般的には約2ヶ月後の振り込みとなります。
引っ越しであると便利なアイテム
引っ越しであると便利なのは、ごみ袋・ジップロック・布・ビニールテープ・紐・サインペン・ボールペンなどです。
タイでは、ダンボールを事前に送ってもらえても中古であるケースがあります。
中古のダンボールには、ダニやハウスダストが付着している可能性があるので、ごみ袋やジップロックに荷物を入れてからダンボールに入れると安心です。
また、荷造りの際には紐やビニールテープ、サインペン・ボールペンが必要です。
ダンボールや梱包材を自分で用意しなければならない場合は、こうしたものも多めに用意しておきましょう。
バンコク内の引っ越し代金を負担してくれるおすすめ不動産会社
最後に、バンコク内でおすすめの不動産会社をご紹介します。
dealife
dealifeは、タイ国内では不動産仲介実績No.1の不動産会社です。
紹介してくれる物件はすべて住宅保険に加入しており、引っ越し費用も負担してくれます。
バンコク内の住み替えに伴う引っ越しも負担してくれるため、おすすめです。
URBANLAND
日本人駐在員を配置しているURBANLANDもまた、快適な賃貸物件を提案してくれます。
成約した場合は、引っ越し代金負担・浄水器・住宅保険・ウォシュレット・フジスーパー商品券・修繕費保証・ランバイク・日本のテレビ番組など、8つの中から1つ特典を受けることが可能です。
alphabet home
alphabet homeは、仲介手数料無料で引っ越し費用を負担にも対応した不動産会社です。
火災保険自動付帯や原状回復費用補償などの特典も多く、水漏れや電化製品の不具合等、引っ越し後のサポートも充実しています。
バンコク内の引っ越しで失敗しないために、利用する業者・やるべきことを把握しておこう
今回は、タイ・バンコク内で引っ越しする方法や知っておくべきポイント、おすすめの不動産会社などをご紹介しました。
バンコクには魅力的な賃貸物件が多く、日本人でも住みやすい居住環境から、移住後により良い賃貸物件に引っ越しをする方も多いです。
不動産会社の中には、成約特典として引っ越し費用を負担してくれるところもあるので、バンコク内の引っ越しを考えている方は、検討してみてはいかがでしょうか。