タイで住居を探すことになった場合、何を参考にして不動産屋さんを決めますか?
まずは、利用者の評判(口コミ)を参考にホームページを確認する方が多いのではないでしょうか。
異国での物件探しとなると、サイトの情報だけでは不安なので口コミといったリアルな声が重要になります。
今回は、日系不動産会社のヨシダ不動産について、評判や口コミをもとに詳しくご紹介します。
タイで物件選びをする際は、ぜひ参考にしてください。
評判が気になる!ヨシダ不動産の特徴とは?
顧客満足度の高さを誇るヨシダ不動産ですが、他の不動産屋さんと比較してどういった点が特徴なのでしょうか。
ここでは、ヨシダ不動産のアピールポイントについて紹介します。
日本人スタッフがいる
物件を案内されるにしても、入居後トラブルがあった場合でも日本人スタッフが対応可能な会社は心強いです。
ヨシダ不動産では、経験豊富な日本人スタッフが在籍しており、日本人スタッフ7名・タイ人スタッフの中に6名、日本語対応可能なスタッフがいます(2017年時点)。
サポート体制が万全
タイでの物件選びは部屋を借りるまでではなく、その後のサポート体制の有無も重要なポイントになってきます。
ヨシダ不動産は独立部署として顧客サポート課を設置しており、緊急時の連絡には24時間対応しています。
また、エンジニアスタッフが在籍しており、インターネットのトラブルやウォシュレット、浄水器など取り付けサービスも対応可能です。
契約の更新手続きや住み替えなどのサポートは、タイに不慣れな方にとってはありがたいサービスです。
豊富な物件数が魅力
ヨシダ不動産は、日系では最大級のシェアを持つ老舗不動産会社ということもあり、取り扱う物件数が非常に多いです。
他の不動産会社では取り扱いのない物件も多く、たくさんの物件を見たい方にとって魅力的であると言えます。
オフィスや事務所探しもできる
住居・投資用物件だけではなく、バンコクのオフィスや事務所も取り扱っています。
オフィスの空室情報は、管理会社とスムーズな連携を図り、業界最速で情報提供しています。
タイでは、オフィスの条件や設備など問題が多く発生しますが、ベテランスタッフが在籍しているので、細かな要望にも対応可能です。
物件を検索しやすい
たくさんの物件があったとしても、お目当ての物件が見つからなければ意味がありません。
ヨシダ不動産の物件検索は、条件が細かく設定できるようになっており、自分好みの物件を絞ることが可能です。
家族構成では、子どもが幼児なのか6歳以上なのかも区分されています。
細かい設定部分では、ペット可能物件なのか、共有スペースに子どもの遊び場があるのか、テニスコート、シャトルバスの有無など多岐にわたります。
また、駅だけではなく、スーパー、病院、日本レストランから希望物件までの徒歩分数も絞れる設定になっているので、理想の生活像が定まっている方にとっては特にありがたい機能です。
日本人に人気のエリアについても紹介されているので、参考にしてみると良いでしょう。
高い評判のヨシダ不動産の入居までの流れをご紹介
気になる物件が見つかったら、ヨシダ不動産へ問い合わせてみるのもおすすめです。
ここでは、問い合わせから入居までの流れをご紹介します。
問い合わせ
電話、またはメールで希望物件について連絡をします。
希望物件を探しやすくするために下記項目について事前にまとめておきましょう。
- 家族構成、子どもの年齢
- 希望のエリア
- 間取り
- 予算
- 契約形態
- 入居予定日
- その他要望(ペット可能、プールつきの物件など)
要望をもとに48時間以内に希望物件に合う詳細情報が送られてきます。
下見
都合の良い時間を決め、担当スタッフと物件の下見をします。
営業時間は9:00~17:00までで、土・日・祝祭日にも対応可能です。
予約
物件予約(仮押さえ)をします。
入居日や家賃、その他条件面で家主と合意した後、予約金を支払い、物件の仮押さえをしましょう。
予約金は平均20,000~40,000バーツ(約78,000~16万円)です。
予約金の一部を契約時の家賃に充当できます。
もし、こちら側の都合でキャンセルした場合には、予約金の払い戻しはありません。
契約
契約書を作成するにあたり、契約者のパスポートのコピー、名刺のコピーを用意しましょう。
契約書の下書きが送付されるので、記載内容に誤りがなければそのまま本契約書の作成に移ります。
入居準備
契約事項をもとに入居の準備に入ります。
インターネットやテレビ、飲料水の手配、家具や家電、部屋の確認を行います。
この時点で引っ越しの手配もしておきましょう。
入居
契約・入居手続きをします。
- 家賃の支払い
- デポジットの支払い(家賃2ヶ月分)
- 鍵の受け渡し
- 家具や設備などの確認 など
家具・備品などの確認は、入居後トラブルにつながる可能性があるので、問題があればその場で指摘し家主に確認をしましょう。
悪い口コミもある?ヨシダ不動産の実際の評判とは
WEB情報からヨシダ不動産は、大手老舗不動産会社とわかりましたが、実際利用した方の評判はどうなっているでしょうか。
口コミからヨシダ不動産の評判について探っていきましょう。
“担当の方がベテランだったこともあり、ただの押し売りではなく、物件のメリット・デメリットについても教えてくれて信頼できる会社だと思った。”
“最終的にここで決めたけど、物件の下見に何度もタイへは足を運べないから他社のようにリモート内見?とかそういったサービスが欲しかった。”
”日本語ができるタイ人スタッフを案内されたが、簡単な確認はできるが、細かいことはあまり理解できていないみたいで少し不安だった。”
“条件検索から物件選びがしにくい。
文字情報が多いので、もう一度確認したい時とかすぐに探し出せなくて不便。”
“希望の部屋に出会えました!
慣れないタイの土地では、こういった経験豊富で実績のある不動産会社に頼るべきですね。”
以上が利用者の口コミです。
評価している声もあれば、担当によっては不満が残る場合もあるようです。
物件選びに苦戦されている方からは、サービスの古さを指摘する声がありました。
ヨシダ不動産で働く社員からの口コミ
続いて、ヨシダ不動産で働く社員の口コミについてもご紹介します。
“日々勉強できる環境です。
タイの不動産事業者には、ここ出身の先輩が多く、交流会などで情報交換ができます。
就職するなら、怪しいベンチャーより老舗のヨシダ不動産が安定していておすすめです。”
“日本人スタッフもいるし、日本語が話せるタイ人スタッフもいます。
駐在者からは基本的に日本人スタッフをリクエストされるので、繁忙期などは自分のキャパを超えていて対応が疎かになっていたかも。”
以上が社員からの口コミです。
ヨシダ不動産は、年間3,000件超の賃貸実績を誇っていますが、繁忙期は案内が手薄になる可能性がありそうです。
会社の雰囲気は良好で、タイ不動産事業でシェアNo.1ということもあり、やる気のある社員が多いのは魅力の1つと言えます。
タイで満足度の高い物件選びをするなら?
今回はヨシダ不動産について評判も併せて、詳しくご紹介しました。
ヨシダ不動産は取り扱う物件は多いですが、情報提供においてサービスが古く、他社に比べると物件の魅力が見えてきません。
他社では、動画やリモートを取り入れ、場所や時間に関係なく物件情報を提供しています。
コロナの関係もあり、気軽にタイまで下見に行けない状況下では、リモートで希望の物件を内見できる会社がおすすめです。
タイで自分の理想の物件を見つけるためには、評判が良くサポート体制が整った不動産会社を見つけましょう。